📊 三角関数表

度、ラジアン、特別な角度を含む完全な三角関数表。

最終更新: 2025-10-21 — Calvinが編集・監修(数学研究、FreeCalculators.app)

0°から360°までの角度におけるsin、cos、tanの値を網羅した三角関数表です。この参照表には、特別な角度(0°、30°、45°、60°、90°など)とその正確な値が含まれており、クイック参照や学習に最適です。

三角関数表(度数)

主要な角度に対する sin・cos・tan の値を度数で一覧表示します。

角度 (°)角度 (rad)sin(θ)cos(θ)tan(θ)
0°0010
30°π/61/2√3/2√3/3
45°π/4√2/2√2/21
60°π/3√3/21/2√3
90°π/210未定義 (∞)
120°2π/3√3/2-1/2-√3
135°3π/4√2/2-√2/2-1
150°5π/61/2-√3/2-√3/3
180°π0-10
210°7π/61/2-√3/2√3/3
225°5π/4√2/2-√2/21
240°4π/3√3/2-1/2√3
270°3π/2-10未定義 (∞)
300°5π/3-√3/21/2-√3
315°7π/4-√2/2√2/2-1
330°11π/6-1/2√3/2-√3/3
360°010

0°–360° 三角関数完全表(1°刻み)

0° から 360° まで 1° 刻みで sin・cos・tan の値を一覧表示する三角関数表です。検索と範囲ごとの折りたたみに対応しています。

象限の符号まとめ図

単位円の各象限における三角関数(sin・cos・tan)の符号を一覧で確認できます。

xy第 I 象限第 II 象限第 III 象限第 IV 象限sin:cos:tan:+++sin:cos:tan:+--sin:cos:tan:--+sin:cos:tan:-+-

第 I 象限: 第 I 象限では sin・cos・tan の値はすべて正になります。

第 II 象限: 第 II 象限では sin が正、cos と tan は負になります。

第 III 象限: 第 III 象限では tan が正、sin と cos は負になります。

第 IV 象限: 第 IV 象限では cos が正、sin と tan は負になります。

度数 ↔ 弧度の変換公式

度数と弧度の間を相互変換するための基本公式と代表例です。

度数から弧度へ

rad = degree × π / 180

角度(度)に π を掛けて 180 で割ると弧度に変換できます。

弧度から度数へ

degree = rad × 180 / π

弧度に 180 を掛けて π で割ると度数に変換できます。

30° = π/6 rad
45° = π/4 rad
60° = π/3 rad

三角関数値を覚えるコツ

特殊角の値や符号パターンを素早く思い出すための記憶テクニック集です。

1.

0°・30°・45°・60°・90° の sin 値は、√0/2, √1/2, √2/2, √3/2, √4/2 の順に並べると覚えやすくなります。

2.

45° では sin = cos = √2/2、tan = 1 となり、対称性が高い角度です。

3.

30° と 60° は対になっており、sin(30°) = cos(60°) = 1/2、sin(60°) = cos(30°) = √3/2 となります。

4.

単位円の 0°・90°・180°・270°・360° の 5 点をまず押さえることで、他の角度もイメージしやすくなります。

5.

CAST ルール(All, Sin, Tan, Cos)を使うと、第 I〜IV 象限でどの関数が正になるかを一瞬で判断できます。

三角関数の性質まとめ

sin・cos・tan それぞれの周期性・奇偶性・定義域・値域をコンパクトに整理しました。

関数周期奇偶性定義域値域
sin(x)奇関数全ての実数[-1, 1]
cos(x)偶関数全ての実数[-1, 1]
tan(x)π奇関数全ての実数(π/2 + kπ を除く)全ての実数

主な活用シーン

三角関数表が役立つ典型的なケースを短くまとめています。

  • 数学の宿題やレポートでの値の参照
  • 三角関数の定期試験・入試対策
  • 建築・機械・電気など工学分野での計算
  • 振動・波動・回転運動など物理問題の解析
  • 単位円上の座標・角度・三角関数の関係理解

よくある質問

三角関数表に関する一般的な質問。

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